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歯周病予防にガムで唾液を出す【食後30分は歯磨きしない】

投稿日:2015年6月29日 更新日:

この記事は再考する必要あり

この記事は上記の記事の続きになっています。
キシリトールは天然の甘味添加物です。

 

甘いモノを食べると虫歯になりやすいと言われますよね。
その理由は虫歯菌のミュータンス菌に対してエサを与えて活性化させ、口内を酸化させて歯を溶かしてしまうためです。

 

キシリトールは虫歯や歯周病菌を活性化させない働きをするというものでした。


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食後30分は歯磨きしない?

食後30分は歯磨きしない方が良いという話を聞いたことがないでしょうか。
私も歯周病関連の情報を話しを聞くようになって耳にしました。
それまでは食後3分以内の歯磨きが理想と言われていたのですが。

 

この食後30分以内は歯磨きをしない方針が出てきたのは再石灰化が関係しています。

こちらの記事でも紹介していますが、食品にも酸性のものとアルカリ性のものがあります。

 

炭酸飲料は言うまでもなく酸性ですね。
「炭酸飲料を飲むと歯が溶ける」という都市伝説のように聞こえる話がありますが間違っていません。
確かに炭酸飲料を飲むと歯の表面がザラザラします。

 

しかし、しばらくすると元の状態に戻っているのではないでしょうか。
炭酸飲料を飲むと酸蝕歯という現象が起こり本当に歯が溶けているようです。

WS000001出典:歯が溶ける! 酸蝕歯を知っていますか? |綾瀬 相原歯科医院|最先端の治療を綾瀬

酸性やアルカリ性を示す数値にpHがあります。
このpHの値が少ないほど酸性で高いほどアルカリ性です。

 

一般的にpHが5.5以下であると歯が溶けやすいと言われてます。
炭酸飲料の代表格であるコーラは2.2なので歯が溶けるのです。

 

他にも糖分の多い清涼飲料水は全般的にpHが低く酸性を示していますので歯を溶かすことになります。
歯が溶けるのですが普通は元の状態に戻りますよね。

 

これは唾液に含まれる再石灰化成分が働いているからです。
再石灰化は食事によって酸性となってしまった口内を中性に戻す過程で行われます。

 

食後30分間は再石灰化が最も盛んに行われる時間なのです。
もし再石灰化の時間内に歯磨きをしたらどうでしょうか?

 

酸によって削られた歯に唾液の再石灰化の成分が浸透しにくくなります。
これが食後30分以内に歯磨きしない方が良いと言われる理由です。

 

虫歯でなくても食事だけで歯が溶けていきます。
それに追い打ちをかけるのが食後すぐの歯磨きなのです。


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唾液による殺菌を促せるガム

虫歯菌や歯周病菌が活性化するのは食後です。

WS000000
出典:花王 ピュオーラ お口サラサラLesson 3. 生活習慣の見直し

こちらのグラフを見るとわかると思いますが、食後には細菌が増えやすくなります。
前の記事でも紹介したように食べかすなどをエサにして活動するので、エサが豊富にある食事中や食後は活性化しやすいのです。

 

しかし、ここまで紹介してきたように食後すぐの歯磨きは再石灰化を阻害する可能性があります。
そのため最低でも30分くらい経過するまで待ったほうがよいことになります。
細菌が増えているのに歯磨きによる対策ができないので打つ手ないというのは嫌な感じですよね。

 

万事休すかというとそうではありません。

 

ここで有効的に働くのがキシリトール配合のガムです。
上のグラフの唾液の分泌を見てください。

 

食事中は唾液の量が圧倒的に増えていますよね?
これは食べ物を口にふくむことで唾液を出す唾液腺が活性化している証拠。

 

ガムを噛むことで意図的に唾液量を増やすことができるのです。
歯磨きと違い再石灰化を阻害することもありません。

 

キシリトールは虫歯に対して効果があることは証明されていますから、食後にキシリトール入りのガムを噛むことは虫歯や歯周病予防になるのです。
さらに

唾液そのものにも殺菌成分が含まれているので相乗効果も狙えるでしょう。


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フッ素入りガムもある

キシリトールのガムほど有名ではありませんが、フッ素入りのガムもありますね。
フッ素は歯磨き剤に含まれているので歯に良いことは広く知られています。

そんなフッ素を配合したガムもあるようです。

こちらの記事でも触れていますが、フッ素そのものは劇薬です。
そのため口に入れることはできません。

 

世間的に言われているフッ素は安全性を確保したフッ素化合物になります。
歯が溶けると再石灰化が行われるのですが、このときにフッ素が結合すると酸に強い歯になります。

WS000000
出典:知覚過敏とは(象牙質知覚過敏)|歯ぐきに直接届く歯槽膿漏対策 デントヘルス|ライオン株式会社

ホワイトニングのところでも触れていますが、歯の内部には象牙質があり、その外部をエナメル質が覆っています。
エナメル質はヒドロキシアパタイトと呼ばれるものですが、再石灰化をするときにフッ素が結合するとフルオロアパタイトという酸に強い成分に変化するのです。

 

食後は再石灰化が活発になりますから、このタイミングにフッ素入りのガムを噛むのも有効かと思います。
しかし、種類が少ないので入手しにくいとは思いますが。

 

ちなみに、日本でも水道水に対してフッ素を添加する実験が行われていました。
利用者の反対などで現在は行われていないようです。
フッ素は劇薬ですから危険性を指摘する声も少なからずありますね。

 

 

虫歯や歯周病にキシリトール

ガム

今回はキシリトールについての話とキシリトールを含んだガムを噛むタイミングなどの話が中心となりました。
キシリトールは1997年に厚生省が認可して以降はロッテの「xylitol」ガムを筆頭に日本で流行しました。

 

その効果については日本歯科医師会の推薦商品になるほどです。
キシリトールは他は砂糖などの甘味料と違い虫歯菌などのエサになりません。

 

そのため歯垢(プラーク)や酸を作る力を弱めます。
結果として虫歯予防として活用することができるのです。

 

その他にもガムを噛むことで唾液の分泌を促します。
唾液には口内環境を良好にする成分が含まれています。

  • 酸化によって溶けた歯を再石灰化
  • 増えた細菌を殺菌

このような効果を発揮するのです。
食後30分以内の歯磨きは再石灰化を阻害してしまい、虫歯の進行を加速させる可能性はあります。

 

その対策方法としてキシリトールやフッ素が含まれたガムを噛む方法があります。
虫歯や歯周病は風邪などと違い日々の積み重ねで起こります。

 

日々の対策が将来の自分の歯の残存に大きく影響しますから、80歳までに20本の歯を残せるように小さな対策を積み重ねていきましょう。
ガムを噛んで唾液を出すのもひとつの方法です。


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