歯周病の治療はじめて6年目!本当に治るのか?ブログ

2010年健康診断で歯周病を指摘されて10年ぶりの歯医者へ。すでに5年以上経過しているが歯周ポケットの深さの測定結果は常に3~4。本当に治るのか?私の体験談や対策を書いているブログです。

歯周炎と歯肉炎の違いは歯槽骨への到達

      2015/08/11

歯周病

歯周病には歯周炎や歯肉炎、歯槽膿漏といった細かい区分があります。
今回はよく似た言葉である歯周炎と歯肉炎の違いについて紹介していきます。


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歯周炎と歯肉炎の違い

歯周炎と歯肉炎の違いはなにか?

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上記の記事では歯周病には前段階を含めて3段階に分けることができると紹介しています。

  1. 歯肉炎(第一段階)
  2. 歯周炎(第二段階)
  3. 歯槽膿漏(第三段階)

歯周炎は第二段階、歯肉炎は第一段階であると考えています。
つまり、歯肉炎が進展した状態が歯周炎となるのですね。

 

歯肉炎は歯周病のはじまりでもあり、慢性的でなくても歯茎の炎症が見られる状態です。
一時的である場合もあれば、慢性化して歯周病へとコマを進めることもあるでしょう。
そのような曖昧な状態がいわば歯周炎になります。

 

歯周炎とは「りが症している」と表記しますよね?
歯周ポケットの内側でも炎症が起きている、すなわち歯の周りで炎症が起きているのです。

 

歯周炎となる炎症が深く進行して、歯周病の最終形態である「歯が抜ける」とか「歯茎が痛む」という状態へより近づきます。

階段 段階

さて、歯周病を3段階に分けると上記のようになるのですが、どれも炎症が起こっている状態で共通しています。
「歯が抜ける」はどのくらい進行したら起こるのかわからないですよね。
次にどこまで進行しているのかを示す指標を紹介します。


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歯周病には歯周ポケットの深さを見る

歯周炎なのか歯肉炎なのか?
この違いをはっきりさせる方法として有効とされているのが歯周ポケットと呼ばれるものです。

歯周ポケット

歯周ポケットは歯と歯茎の間にある溝です。
ここは歯周病の原因となる細菌が棲み着きやすい場所で、深ければ深いほど細菌が入り込みやすく歯周病が進行しやすいです。
もちろん深いということは歯周病菌によって侵食されている証拠でもあります。

 

当サイトでも何度か紹介していることですが、歯科検診を受けると必ず歯周ポケットの深さをチェックされます。
歯周病は自覚症状がないため問診などで判別するのは難しく、さらに歯茎内部で起こるものですから見て判断するのは困難。

 

判断材料としては歯周ポケットの後退具合が一番わかりやすことになるのです。
歯周病が進行しているとポケットは深いですから、深さによって歯肉炎か歯周炎かどの段階にあるのかが判断できます。

豊山とえ子先生の『歯は磨かないでください』では次にように紹介されています。

  • 歯周ポケット2~3mm→歯肉炎
  • 歯周ポケット3~4mm→軽度歯周炎
  • 歯周ポケット4~7mm→中度歯周炎
  • 歯周ポケット6mm以上→重度歯周炎

このように位置づけており、歯周ポケットの深さが3mm以内であれば歯肉炎で、3mm以上となると歯周炎の疑いが出てきます。


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歯周ポケットは歯科検診か歯医者

歯周炎か歯肉炎かを判断するには歯周ポケットの深さを見ることでできます。
しかし、これができるのは歯科検診時か歯医者のみです。

スケーラー

身の回りに歯科衛生士がいて専用の道具がそろっていれば自宅でもできると思いますが、このような人は歯医者が多い日本においても珍しいと思います。
最終的には専門機関に頼らざるを得ないのですね。

 

しかし、正確さは欠けますがセルフチェックすることは可能です。
セルフチェックをする場合は下記の記事にあるリストで確認してみるのもありですね。

歯周病のセルフチェックリスト【完治しないから再感染防止】
歯周病には自覚症状がほとんどありません。 強いて言うならば歯茎から血が出ることでしょうか。   出血と言っても少量ですし、時間が経過すると止血されます。 軽いけがと同じような扱いで放置す…

何度も申しますがチェックリストも正確さに欠けます。
病気は自己判断によって症状が悪化することは珍しくありません。

 

少しでも気になるようでしたら、すぐにでも歯医者に行きチェックしてもらうことです。
これが将来の自分の歯を多く残す分かれ道になると思います。

 

歯茎の内部では何が起きているのか?

歯周炎と歯肉炎の見分け方は歯周ポケットの深さを見る方法があると紹介してきました。
これは炎症の進行度とイコールになるのですが、炎症が進行するど歯茎の内部では何が起きているのか気になるますよね。
ここで歯周炎と歯肉炎の歯茎内部の違いも見ていきましょう。

 

歯肉炎は歯茎の歯肉が炎症をしている状態です。

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炎症を起こしているので歯ブラシなどでこすると出血が見られることがあります。

WS000032出典:ウィキペディア>エナメル質

ウィキペディアにあった歯の構造の図をそのまま持ってきました。
関係してくるのは4番の歯肉と6番の歯槽骨です

 

歯茎の表面にはお分かりの通り歯肉がついていますが、その下には歯槽骨という骨があります。
歯茎を触ると硬いのは下に骨があるからなのですね。

 

歯周炎というのは歯茎の炎症ですが、歯周ポケットが浅いことからもわかるように歯茎の内部にある歯槽骨までは炎症が到達していません。
歯周ポケットが2~3mm程度であれば歯槽骨に炎症が到達しておらず影響があると考えにくいのです。

 

それに対して歯周炎はポケットが深いため歯槽骨に到達している可能性が高いです。

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人間には免疫力など防衛反応が数多く備わっています。
歯周炎によって歯茎の炎症が慢性化すると進行して歯槽骨にも到達します。

 

そうなると歯を支える歯槽骨は自ら後退して炎症を避けるような働きをするのです。
これを「吸収」といいます。
炎症が歯槽骨に到達していると吸収が起こり歯槽骨が溶けている可能性が出てくるのですね。

  • 歯周ポケット2~3mm→歯肉炎
  • 歯周ポケット3~4mm→軽度歯周炎
  • 歯周ポケット4~7mm→中度歯周炎
  • 歯周ポケット6mm以上→重度歯周炎

歯周ポケットが深ければ深いほど影響範囲が広くなります。
これは同時に歯槽骨の炎症に脅かされる範囲が広いことになりますから、吸収がはじまっていることも十分考えられるでしょう。

 

あくまで可能性であって吸収が起こっているかどうかはレントゲンなどで直接確認しないとわかりません。
もし、吸収が起こっているのであれば第三段階である歯槽膿漏と判断されるのです。

 

4~7mmが中度歯周病で6mm以上が重度歯周病と重複部分があることに気づいたかもしれません。
歯肉が比較的分厚い若年層の場合は歯槽骨までの距離がありますからポケットが7mmであっても軽度歯周炎で済むこともあるでしょう。
逆に高齢者層では歯肉が薄くなっているので中度の歯周炎でも吸収が起こることも否定できません。

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歯茎は老化によって後退していくものですから徐々に痩せていきます。
年齢によって免疫力の違いも出ます。

 

高齢者の場合は6mmであっても重度の可能性はあるでしょう。
歯周ポケットの深さだけでなく年齢なども症状に影響を与えてきます。

 

歯肉炎と歯周炎の違いは歯槽骨への炎症到達

今回は歯周炎と歯肉炎の違いについて扱いました。
歯肉炎も歯周炎も歯周病の一部です。

 

その違いは炎症の進行度がひとつの基準となってきます。
判断するには歯周ポケットの深さが目安となるでしょう。

 

歯科検診や歯医者でのチェックは歯周ポケットの深さが指標となっています。
ポケットの深さは見た目の違いです。

 

歯茎の内部における症状の違いについて危険性は大きく違うと言えるでしょう。
歯周炎と歯肉炎の違いは歯を支える歯槽骨へ炎症が到達しているかどうかです。

自分はどうか?

歯肉炎の場合は炎症範囲3mm程度ですから歯槽骨へ到達しておらず骨への影響を心配する必要はないでしょう。
それ以上の歯周ポケットがある場合は年齢などの違いはありますが、歯槽骨に歯周病菌などが到達して骨が吸収している可能性があります。

歯周病

私は治療する前は4~5mmのオンパレードだったので中度の歯周炎と言えるでしょう。
現在は歯周ポケットがほとんど3mmとなっているので歯肉炎の範囲なのですが炎症の実感はありません。
(歯医者通いはしているので心配していなくても大丈夫とは思っていますが…)



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