歯周病の治療はじめて6年目!本当に治るのか?ブログ

2010年健康診断で歯周病を指摘されて10年ぶりの歯医者へ。すでに5年以上経過しているが歯周ポケットの深さの測定結果は常に3~4。本当に治るのか?私の体験談や対策を書いているブログです。

侵襲性(急速破壊性)歯周炎も若年性歯周炎の一種

      2015/08/13

炎症

先日は妊娠中の妊娠性歯周炎について触れました。
それと関連して若年性歯周炎という言葉をさらっと出しているのですが、若年性歯周炎は女性ホルモンが関係するものだけでなく侵襲性(急速破壊性)歯周炎というものもあるようです。
今回は侵襲性(急速破壊性)歯周炎について触れていきたいと思います。


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侵襲性(急速破壊性)歯周炎とは

妊娠中に起こる妊娠性歯周炎は、その名前の通り妊娠期間に起こる特徴を持つ歯周炎です。
妊婦は若い世代が中心ですから若年性歯周炎の一種と言えるでしょう。

 

若年性歯周炎は妊娠性歯周炎の他に今回テーマとしている「侵襲性(急速破壊性)歯周炎」もあります。
どちらかというと「侵襲性(急速破壊性)歯周炎=若年性歯周炎」と扱われることが多いみたいですね。
若年性歯周炎の代表的存在なのが侵襲性(急速破壊性)歯周炎。

 

それでは侵襲性(急速破壊性)歯周炎とはどんなものか?
簡単に言うと免疫力が低下して歯周病菌などが好き勝手暴れて起こる歯周炎とでも言いましょうか。

 

名称にも使われている「侵襲」とは医学の世界では下記のように定義されているようです。

医学で、生体の内部環境の恒常性を乱す可能性がある刺激全般をいう。投薬・注射・手術などの医療行為や、外傷・骨折・感染症などが含まれる。
出典:しんしゅう【侵襲】の意味 – 国語辞書 – goo辞書

若い人のイメージはどのようなものでしょうか。
年をとるとちょっとしたことですぐに病気になりやすくなりますよね。

 

私はまだ30代ですが、昔に比べて体力も落ちたような感じがしますし、風邪もひきやすくなったかなと思います。
「若さ=健康的」というのが一般的な見方ではないでしょうか。

免疫

この健康を支えているのが免疫力です。
免疫力があるので多少無理をしても健康的でいられるのですね。

 

歯周炎を含めた歯周病は細菌が原因と考えられていることもあります。
病原菌からは免疫力などが抵抗しているため簡単には病気になりません。

 

特に健康的なイメージのある若年層では歯周病のように齢者を中心に起こる病気は見られないとされてきました。
健康に問題のあまり出ない若年層を侵してしまうということでこのような名称になったようです。

 

侵襲性歯周炎が急速破壊性歯周炎と呼ばれる理由もあとで紹介する免疫力の低下から急速に進む特徴があるから付いたもの。
鍵を握るのは免疫力なのです。


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侵襲性(急速破壊性)歯周炎になりやすい歯

侵襲性(急速破壊性)歯周炎になりやすい歯とそうでない歯があるようです。

こちらの著書を見ると侵襲性歯周炎の説明は下記のようになっています。

10~15歳の女性に発症します。第1大臼歯(奥から3番目の歯)と上下左右の切歯(中心から1・2番目の前歯)の歯周組織を中心に起こる型と、口の中全体の歯周組織に発症する型とがあります。歯周組織が破壊され、同時に白血球の機能が低下していきます。
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侵襲性(急速破壊性)歯周炎になりやすい歯は

  • 第1大臼歯
  • 上下左右の切歯

とのことです。
前歯の上下4本と奥から3番目の歯は特に炎症が起こりやすいとのこと。

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四角で囲った歯の歯周組織が特に破壊されやすい特徴がありそうです。
上下左右の1、2、6番の歯は要注意ということになります。
(8番は親知らず)

 

ちなみに第1大臼歯は虫歯になりやすい歯としても有名。

歯周病

全部詰め物してありますね(汗)

 

実際のところはわかりませんが、日本人は小顔の人が増えてきています。
そのため親知らずがまっすぐ生えなかったり歯並びが悪かったりする人が多いです。

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私も前歯の下4本はガタガタな状態です。
歯医者では毎回歯石がたまっていると指摘されています。
歯磨きが難しい歯なのです。

 

歯磨きが難しい歯ほど歯周病菌が蓄積しやすいので当然炎症も起こりやすいことになります。
侵襲性(急速破壊性)歯周炎が起こりやすいのも納得できるかなと思いますね。


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侵襲性歯周炎は免疫回復が必要

侵襲性(急速破壊性)歯周炎は通常の歯周病治療では対処できない病気と言われることが多いです。
ここまで侵襲性(急速破壊性)歯周炎には免疫力の働きが重要と紹介してきました。

 

通常の歯周病治療では口内の細菌を除去したりすることで対処できますが、侵襲性(急速破壊性)歯周炎は免疫力から起こっています。
治療方法は「口内環境改善+免疫力強化」の2つが必要なのです。

 

それでは免疫力とは何なのか?
これについて触れていきたいと思います。

 

免疫作用を司るのは白血球です。
炎症を起こすと白い膿がでることがありますね。

 

これは白血球が細菌と戦ってできた死骸の塊なのです。

ニキビ

膿が出るといえば代表的なのがニキビですよね。
肌にボツボツができて嫌な感じがすると思いますが、これは免疫力がしっかりと働いて細菌を駆除している証拠でもあります。
逆に膿が出ないというのは大問題なのです。

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歯周炎が進むと歯が抜けたり折れたりする歯槽膿漏になります。
こちらも強い細菌と白血球が戦って多くの死骸(膿)を出すことによって守ろうとしています。

 

歯槽膿漏は歯周病の末期症状なので手遅れには違いありませんが、膿が出ることで免疫力自体には問題はないです。
適切に処置をすればそれ以上の進行を防ぐこうとができるかもしれません。

 

しかし、侵襲性(急速破壊性)歯周炎の場合は白血球の機能自体が低下している可能性があるのです。
そうなるといくら除菌をしても免疫力がないですから再感染の危険性が高まります。

 

実際に歯周病は完治が難しい病気の一つになります。

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上記の記事でも紹介していることですが、歯周病は永久の付き合いになる病気。
歯周病が風邪と同じと最初に紹介している理由はここにあります。
口内の常在菌が原因となっているので仮に除菌に成功したとしても、一度感染した経験があれば再び感染する可能性があるのです。

 

 

侵襲性(急速破壊性)歯周炎への対処は抗生物質などによる薬剤投与も必要になるでしょう。
自己治療は不可能と考えてよいです。

 

気づいたら早めの対処が必要になるのですが、、、
さらに厄介なのが次でも紹介する表面的な症状がないのです。
自覚症状がない状態で内部では侵食が進んでいくことになります。

 

歯肉は正常であるが内部で破壊が進んでいる

侵襲性歯周炎の特徴としては歯肉が正常であるということです。
つまり炎症がほとんど見られないということになります。
歯周炎と言いながら炎症があまり見られないという変な状態なのですね。

歯肉は正常な形と色をしていますが、歯槽骨が破壊され、歯周ポケットが深くなります。家族の中に同じ症状の人がいることもあり、体質の遺伝が関係するとされています。
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なぜ炎症が起こるかというと、白血球を細菌に感染している場所に集めるためです。
血液の中には白血球が存在しており、体外から侵入したウィルス等を駆除しています。
しかし、その侵入者が強い場合は他の勢力を一斉に集めて総攻撃を仕掛けるのです。

 

さらに血液は熱を運ぶ作用もあるので血液が集中すればその部分は熱を持ちますよね。

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細菌には加熱殺菌が有効ですから、血液が運ぶ熱も殺菌作用を持つのです。
しかし、免疫作用が正常に働かないとこのような作用は起こりません。

 

「細菌に感染すると炎症が起こる」と当サイトでもよく使う表現ですが、厳密に言えば、「細菌に感染して免疫細胞が集まり炎症が起こる」という見方が正しいです。
炎症が起こるのは膿が出るのと同じ免疫力が働いている証拠になります。

 

外部から細菌が侵入したとしても白血球による駆除が行われず炎症もでないでしょう。
免疫が正常でないために炎症が見られないのです。

 

侵襲性歯周炎は遺伝する可能性あり

歯周病の原因は栄養バランスが偏った食事をしているとか不規則な生活をしているとか、生活スタイルが原因で起こることが多いとされています。
しかし、遺伝が関係していることも指摘されているのです。

家族の中に同じ症状の人がいることもあり、体質の遺伝が関係するとされています。
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このように紹介さており、侵襲性歯周炎は遺伝要素が大きい歯周炎になっています。
遺伝性の疾患は急速に進むという特徴があります。

 

最近は変わってきていますが歯周病は若年層では起こりにくいとされてきました。
その状況下で発症するとなると遺伝が強く疑われるのです。

 

侵襲性歯周炎は特に自覚症状がない

無関心 自覚症状

今回は侵襲性歯周炎について紹介してきました。
発症年齢は10~15歳で女性に発生するということで男性の私には関係のないことかなと思ったのですが、男女の区別をしていない説明も多くあります。

 

年齢も30代までが範囲なので39歳までは範囲に入っています。
私もバッチリ範囲内です。

 

歯周病は自覚症状がないことで進行していくのですが、侵襲性歯周炎は炎症すら起こらないため特に自覚症状がないと言えそうです。
自覚症状がないうちに歯を支える歯槽骨が急激に溶けていくので気づいたら歯がグラグラになっていたということもあります。

 

急激に症状が進むのも特徴なので遺伝性の疾患として扱われています。
もし身内に侵襲性歯周炎の人がいたら一度検査を受けてみるとよいでしょう。
レントゲン撮影で歯槽骨の状態は見られますのですぐに確認できるかと思います。



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